BLADE CRANK(ブレードクランク) M5R その2
2008年 01月 27日
体幅18mm、ビーツァの体幅は12.5mmですので、ブレードクランクはかなり体幅がアップしているのがお分かりでしょうか?
このファットボディーがパワーの原動力になります。
ちなみに横方向から見たボディー形状はビーツァと瓜二つなボディーラインですが、ただ単にビーツァをファット化させたのではなく、このクランクに合わせてゼロから設計をスタートさせています。
水を掴むボディー形状を突き詰めていったら最終的にビーツァ系の形状に行き着いたというだけで、まぁ、完全新設計ってヤツですな。
そしてこれが正面からの写真。
ボディーサイズに対して、かなりオーバースペックとも言えるような巨大なリップが取り付けられています。
この巨大リップで強力なアクションを発生させつつ、障害物をガンガン回避します。
どうです?ブリブリ動きそうな感じでしょ?(笑)
通常、このサイズのボディーにこれだけデカイリップを取り付けると、ボディーがリップの水抵抗に負けてドドリアクション(注、チドリアクションとは違います)を発生させる可能性がありますが、内部フレーム構造およびウェイトバランスでアクションを制御しています。
全ての要素を、かなり限界ギリギリのラインでセッティングしています。
次回は開発コンセプトをお話します。