我が魂のビーツァ。 その5  春のデッドスローリトリーブのキモ

先日、フラットサイドの超スローリトリーブについて書かせて頂いたところ、俺もやっとるでぇ~とか、バラすなよっ!とか、各方面から色々な反響がありました。

かなりやりこんでいらっしゃる方々のご意見でしたので、僕も少し安堵しました。
それにしても、こんな辛気臭い釣りやっているの僕だけじゃなかったのね~。(笑)

皆さんが異口同音におっしゃっているのが、この釣りって冬~春の水が冷たい時期にデカイ魚が釣れるっていう事。

凄く釣れるクランクを作られる事で有名なスキルフルの岡本巧さんも、フラットサイドのスロー引きはワームより断然デカイ魚が釣れるって仰ってましたし、僕もホントにその通りだと思います。(岡本さんのブログ『Skillfulのなんじゃいかんじゃい』はお勧めです!)

条件がハマれば、結構凄い釣り方だと思います。

で、名前を考えてみました。

フラットサイドの超デッドスローリトリーブ

んー、そのまんまやんけっ!(笑)

フラットサイドのヘロヘロ引き。

んー、これもイマイチ。(汗)

フラットサイドのミドストロール。

んー、これだと何がなんだか解りませんね。(爆)

まぁ、なんでもいいです。

とにかく、フラットサイドの超スロー引きって、条件次第ではとても爆発力を持った釣りだと思います。

昨日も書きましたが、僕の場合、使用感覚はクランクベイトではなく、ミドスト感覚。(注、シェイクはしませんよっ!)
もしくはスピナーベイトやビッグベイトのスローロール。
プルプルピラピラと無防備のベイトフィッシュをイメージしながら一定スピードでゆっくりと引きます。

クランクベイトの釣りってリアクション系のアプローチが多いと思いますが、でも食わせ系の釣りも大アリだと思うんです。

それに一番適しているのがフラットサイドかと。

フラットサイドクランクが持つ「エサ感」と「中層でのバイト誘発能力」、そして「タフコンディションでも口を使わせる能力」は、ラウンドボディーのクランクとは全く性質が異なるものです。
これを活かさない手は無い!(ホントか?)

で、今日も調子に乗って写真さらしちゃえ~。
我が魂のビーツァ。 その5  春のデッドスローリトリーブのキモ_d0145899_1740040.jpg
こいつはビーツァのテスト中に釣った50アップのスモールマウスですが、やはりスローリトリーブで釣れました。
この日は早く巻くと小さいのばかりだったのですが、スロー巻きが良い事に気がついてからデカイのばかり釣れました。
アタリは”ぬいぃん”と持っていかれる感じ。(どんな感じだ?笑)

リトリーブスピードで釣れ方が劇的に変わる事を痛感した1日でした。

で、この釣りで僕がキモと思うこと。

それはルアーを泳がせるレンジ通す場所
これについてはフィールドによって条件が全く違うと思いますので、色々と試してみて下さい。
たぶん、ベイトフィッシュの存在もかなり大切だと思います。

そして、次に大切なのがルアーセレクト
とにかく超デッドスローリトリーブでも泳いでくれるルアーを選んでみて下さい。

これは僕が勝手に感じていることですが、この釣りにはバルサやウッドや発泡ウレタンなどのソリッドボディー&固定重心のクランクが向いていると思います。

理由は簡単。
超低速域での水の食いつき方が「ソリッドボディー&固定重心クランク」には優れたモノが多いから。

そういえば、僕自身はこの釣りを覚えてから、ワームの出番がかなり減ったかも。

まぁ僕の場合は、単に性格的にネチネチとワームで粘るのが苦手なだけっていう噂もありますが・・・・・。(笑)

今から1ヶ月が面白い季節ですので、ぜひ皆さんのフィールドでもヘロヘロ引き倒してみてくださいねっ!!

我が魂のビーツァ。 その5  春のデッドスローリトリーブのキモ_d0145899_18195925.jpg
今年は釣れるかなぁ?スーパービッグのスモールマウス。
ってか、スモールマウスを狙いに行けるかなぁ・・・・・。(涙)
by nishinelureworks | 2008-03-23 18:39 | Beatour | Trackback

ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


by nishinelureworks
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31