「赤」について考える・・・番外編
2008年 05月 29日
今日はそのお話です。
まずはワームの話から・・・・・・
カリフォルニアデルタのトーナメントではフリッピングがメインパターンになった事もあって、多くのプロがリグっていたのは、↓ ↓ ↓
フリッピング&パンチング用にスイートビーバー。(リアクションイノベーションズ)
フリッピング用にブラッシュホッグ。(ズーム)
同じくフリッピング用にデカチューブワーム。(イッシュチューブなど)
チューリー(アシみたいな植物)やグラスポケットへの落とし込みにノーシンカーセンコーおよびセンコー系の類似ワーム。
と、こんなところでした。
特にスイートビーバー、ブラッシュホッグ、センコーは、フリップをメインパターンにする殆どのプロがリグっていたのではないか?と思えるぐらいでした。
で、ここからが本題。
そのカラーチョイスに非常に興味を惹かれたというか、皆が同じようなカラーをチョイスしててビックリしたんです。
そのカラーとはこれ!!! ↓ ↓ ↓

ゲーリーさんのワームで言うなら208番(写真上)、リアクションイノベーションズで言うならウォーターメロン/レッド(写真下)。
僕が見た限りでは、イッシュ、エドウィン、ディーン・ロハス、アルトン・ジョーンズ、アイコネリ等々のボートデッキのタックルにはこれ系のカラーがリグられてました。
カリフォルニアデルタでは実績カラーと言う事だと思いますが、イッシュなんて野沢菜の詰め合わせみたいな感じでビニール袋一杯にこのカラーのブラッシュホッグが詰め込まれてましたしね~。(最初見たときは、なんでイッシュが漬物を持っているんだろう?と思いました。←これマジです。笑)
で、このカラーなんですが、実は僕にとっても最高に信用しているカラーなんです。
ミソは赤フレーク!!
僕がワームで使うカラーといえば、このウォーターメロン/レッドフレークか、たま~にスモークの2色のみ。(最近はワームを使う事自体が減りましたが)
琵琶湖に住んでいた頃からゲーリーさんの208番は超溺愛しているカラーなんです。
理由は単純で、本当に釣れるから!!(笑)
琵琶湖に住んでいた当時は彦根港から徒歩30秒ぐらいのところに住んでいた事もあって、たぶん年間300日ぐらいは竿を振っていたと思うのですが、カットテイル4インチの208番カラーは本当にボウズ逃れの最終兵器と言う感じでした。
他の色でアタリが出なくても、このカラーにするとギルでも何でもとりあえずワームを突っついてくれるんですよね。
これは色のチカラ以外のナニモノでもないと思うんです。
でも、一つだけ問題があって、ゲーリーの208番ってパッケージから出したそのままの状態だと、僕的にはイマイチなんですよね~。(あくまで個人的な好みの問題ですが)
と言うのも、ゲーリーのウォーターメロンカラーって緑色が強すぎて、いまいちナチュラル感が無いというか、ボディーがダーク色すぎて赤フレークが充分に見えないんですよね。
これは、あくまで僕の好みの話なので賛否両論はあるかと思いますが、同じウォーターメロン/レッドフレーク系のカラーならリアクションイノベーションズやズームような、ウォーターメロンとパンプキンの中間ぐらいの薄い色合いが好きなんです。
その方が赤フレークが際立ちますから。
でね、話はまだ続くんですが、このゲーリーの208番を釣れ釣れウォーターメロンに変身させる方法があるんです。(笑)

写真上はパッケージから出した状態。
そして写真下が変身した状態。
下のワームはウォーターメロンの色が随分と抜けて、パンプキン系に変身しているのがご覧頂けるかと思います。
ここまで色が抜けてくれたら赤フレークが充分に輝いてくれます。
この状態になってくれれば、もう釣れ釣れ間違いなし~~~~。(ホントか?笑)
で、遣り方なんですが、実に簡単で、
天日干しするだけ!!
パッケージから出すのが面倒であれば、パッケージのまま車のダッシュボードに1週間も放置しておくとこうなります。(笑)
多分ご存知の方も多いかと思いますし、実際にやってらっしゃる方も多いと思いますが、ゲーリーさんのワームは天日干ししてあげると更にヤバイ事になりますよ~。(マジで)
色目が変わるのもそうですが、素材が更に柔らかくなってアクションも良くなるし、素材が粘っこくなるので裂け辛くなるというか、針持ちも確実に良くなります。(これはウレシイ!笑)
太陽光が当たる事によって何が起こるのかは解りませんが、素材が確実に変質してまさに「肉」的な素材感になりますので、お試し下さ~い!
ん?、「赤」の話から話が脱線しまくってしまいましたね。
まぁいっか。(笑)
もし良かったら試してみて下さいね。