BASSエリートシリーズ第10戦 レイク・エリー(ニューヨーク州) 3日目
2008年 08月 03日
レイク・エリーで開催されているBASSエリートシリーズ第10戦、3日目の暫定首位に立ったのは桐山さんでした!!
うぉ~~~~!!きたぁ!!!
本日はビッグフィッシュ賞も獲得です!!
5本で25ポンド、1本平均5ポンド、って事は全て50アップですな。(驚)
スモールマウスでこのウェイトって尋常じゃありませんよね。
2位はアーロン・マーテンス!
じわじわと順位を上げてきました。
そしてエドウィンは3位キープ!!
よっしゃああ~~!!(大興奮!!)
めっちゃデッドヒートですね!!
上位陣のパターンですが、やはり沖のディープハンプでのドロップショットが鍵を握っているようです。
桐山さんのパターンですが、ジャッカルのクレイジーニンジャワーム4インチのドロップショットで水深30~70ft(約9m~21m)を狙っているそうです。
驚いたのは釣っているエリア。
なんと、70マイル走りペンシルバニアとの州境あたりまで走っているそうなんです。
70マイルって言えば約112キロですよっ!
最も遠いエリアで釣っているアングラーが桐山さんなんだそうです。
ちなみに、荒れた初日はそのエリアの往復に時間がかかり、釣りができたのはたったの90分。
それで20ポンド15オンスですから凄い話ですよね。
桐山さんいわく、その場所に行けば釣れるそうで、決勝日にそのエリアに行けるかどうかが大きなヤマ場になりそうですね。あとボートトラブルなどの不測の事態も心配。
ちなみに決勝が行われる日曜日の天気予報は良いそうです。
2位のアーロン・マーテンスとの差は3ポンド8オンス、今まで何度も2位に甘んじてきた桐山さんですが、ぜひ初優勝を決めて欲しいですっ!
本日、桐山さんがコメントされた事なんですが、実は日本のお父さんがご病気らしく、何度も生死の境をさまよってらっしゃるそうなんです。
”おそらく今回のトーナメントが父に優勝を見せれる最後のチャンスだと思う”
ってコメントされています。
こういう話にめっちゃ弱い僕・・・・・・マジ泣きそうです。
絶対勝って欲しいです!!
2位のアーロン・マーテンスと3位のエドウィンは同じエリアをシェアしているようです。
釣っている場所はダンカークと呼ばれる45マイル(約72キロ)ほど走ったエリア。
このエリアはまさに昨年のエドウィンのウィニングエリアです。
しかも、アーロン・マーテンスは昨日7ポンドクラスのモンスタースモールマウスをバラしてしまったそうで、このエリアも物凄いポテンシャルみたいですね。
メインパターンはやはりドロップショットのようです。
それにしてもレイク・エリーって広いですなぁ。
一体全体どんだけ沖で釣ってるんでしょうね。
僕自身は五大湖の一つレイク・オンタリオしか見た事はないんですが、ホントにその広さには圧倒された記憶があります。
ホントにホント、水平線が見えるんですよね。
たぶんですが、沖に出たら360度水平線なんて場所もあるんじゃないでしょうか。
どちらに向かって走ったらお家に帰れるのかすら、GPS無しではわかんないですよね。(大汗)
しかも、風が吹くと大荒れになるそうで、この湖で勝つにはホントに命がけになるのではないでしょうか。
ずいぶん昔の事になるのですが、桐山さんもたったの1週間で新艇を廃艇にしてしまった事があるそうですし、今回のトーナメントでも初日の大波で多くのアングラーがボートトラブルに苦しんだそうです。
はぁ~~、凄い話ですね。
恐るべしレイク・エリー!!
話は変わって、面白い写真がバスマスターに掲載されていました。
魚探映像なのですが、
写真中央部の反応(指で指し示している部分)がスモールマウスのスクールで、ボトム付近の反応がゴビーもしくはスメルトなどのベイトフィッシュなのだそうです。
写真を見ても判るとおり、完璧に中層ですよね。
おもしろー!!
んー、勉強になりますな。(笑)
たぶん、興味のある方にはめっちゃ興味の湧く映像なのでは?(笑)
話はまたまた変わるのですが、AOYレースの方も超デッドヒートになってきています。
今回KVDは18位フィニッシュ、そして暫定2位だったトッド・フェアクローがトップ12確定になりましたので、AOYの首位がこのトーナメントで再び入れ替わります。
来週開催される最終戦のレイク・オネイダ戦、AOY争いの面でも目が離せません。
もう興奮しまくり!!(笑)
ちなみにイッシュもこのトーナメントを22位でフィニッシュしたので、クラシック圏内までランキングをあげてきそうな感じです。(喜)
さてさて、熱戦が繰り広げられるレイク・エリー戦、最終日には一体どんなドラマが待っているのでしょうか?!
楽しみです!!
Name Day1 Day2 Day3 Total
1 Kotaro Kiriyama 20-15 21-14 25- 0 67-13
2 Aaron Martens 22- 0 20-11 21-10 64- 5
3 Edwin Evers 21- 3 21-11 21- 6 64- 4
4 Michael Iaconelli 21- 6 22-15 17-12 62- 1
5 John Murray 20- 5 21- 3 19- 3 60-11
6 Rick Morris 19- 7 18-11 21- 4 59- 6
7 Todd Faircloth 20- 1 20- 7 15- 5 55-13
7 Shaw E Grigsby 18-11 20- 1 17- 1 55-13
9 Gary Klein 16-15 19- 9 18-14 55- 6
10 Glenn Delong 19- 8 16-11 19- 2 55- 5
11 Matt Reed 23- 3 20- 3 11-11 55- 1
12 Greg Hackney 18- 9 16-13 19-10 55- 0
■ 3日目の成績はこちら...
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■ 写真拝借 ESPN
おまけ
手前はご存知KVD、そして奥がトッド・フェアクロー。
まさにAOY争いの一騎打ちって感じですね!!