昨日の釣り
2008年 08月 16日
めっちゃクソ長い文章になると思うので、お暇な方だけどうぞ~。(笑)
今回行って来たのはウチから車で30分ぐらいのところにある『H湖』。
ずっとルアーテストを行っていたテストフィールドのS湖が閉鎖の危機に晒され、色々と新しい釣り場開拓の末に辿り着いた湖です。
H湖は、そんな探索の最中に一発だけ奇跡のように40アップが釣れた湖。(詳しくはコチラ)
その湖に行ってきました。
ポンツーンはこの湖に出る為に買ったようなモノ。
やっぱフィールドは最高ですネ。(涙目)
結果から言うと、デカイ魚は釣れなかったのですが、色々な魚が釣れて非常に面白かったです♪
それと、やっぱポンツーン最高!!(笑)
今回釣りに行ったH湖は旧河川が取り残された残存湖なのですが、ホントに教科書に出てくるような三日月湖そのものな形をしています。
前回一度だけ釣りをした経験から、湖の大部分はドシャローでグラスなどのベジテーションが豊富なのは分かっていたので、それを元にして使えそうなルアーをチョイス。
しかし、しばらくぶりの湖を見て愕然。
前回来た時から50センチ~80センチぐらい減水してて、ただでさえ浅いシャローフラットが更に超シャローフラットに・・・・・。
平均水深はたぶん50センチぐらい?
場所によっては普通のボートでは座礁してしまいそうなぐらいの激浅フラットが延々と続きます。
そして更に、そのシャローがウィードマット化しており、全くもって何処を釣っていいかさっぱり分かりません。(汗)
見渡す限りのグラスマット。
途方に暮れます。。。
生えているグラスは色々。
水深のあるグラスマットを探せれば、バスは間違いなくこの中に居るんでしょうけどね~。
いかんせん僕には釣り方がわからん。どうやってエリアを絞り込んだらいいの?(汗)
話は少し脱線しますが、
この湖で面白いな~って思ったのはドシャロー部は霞水系みたいなマッディーウォーター。
しかし、最深部を控えるディープエリアに行くと水が少し澄んでセミクリアウォーターという感じ。
湖岸線も極端で、ベンドのインサイド部が先述のドシャローフラット。(岸から100m離れても1mも無いぐらい)
対するアウトサイド部はまるでどこかのリザーバーみたいで、岸から10mも離れると水深15mあるような場所も。
アウトサイドのえぐれ具合から、昔川が流れていた頃にアウトサイドボトムがえぐれたんだろうなぁってのが良く分かります♪
僕が今まで釣りしてきたフィールドでも、ここまで極端に色んな要素が詰まっている湖は無かったので非常に面白さを感じました。
と、そんな話はさておき、この湖をどう攻略するか・・・・・・・
しばし考えた挙句、つかみどころのないグラスマット攻略はとりあえず置いといて、湖底図であらかじめチェックしておいたディープホール近辺を攻めてみる事にしました。
このディープホールにはインサイドベンドから続く水中岬も絡み、夏ならここしかないでしょう~ってな感じの超一等地。
しかし、問題はその距離。
ポンツーンを降ろした場所から、その場所まで軽く見積もっても片道3キロはあります。
行くか、どうするか。
でも、そんなの関係ねぇ!(笑)
ポンツーンの機動力を信じて、その場所まで行ってみる事にしました。
移動がてら、途中目に付いためぼしいカバーをチョコチョコ撃って行くものの、何処もかしこも水深が50センチぐらいしかなく反応はナシ。。
前回、40アップを釣ったスポットも今回はヒザ下ぐらいしか水深が無く、投げてみるまでも無く素通り。
そんなこんなで漕ぐ事、1時間ぐらい?
やっとお目当てのスポットに辿り着く事ができました。
やっと辿り着いたそのスポットは、やはり凄くいい感じ!!
早速、15年選手のHONDEX製ポータブル魚探を掛けてみると、場所によってはブレイクが近接しており、かつ沖には明確なグラスラインが形成されています。
これは釣れそう!!(喜)
で、早速グラスエリアのインサイドエッジに入り込んでみると、水深50センチ以内の超シャローのグラスの周りに今年生まれたと思われるチビッコ君のスクールを発見!
サイズは小さいですが、この湖にラージマウスがいる事を再確認できて超ハッピーな気分になりました。
おおおお、居るがな~!!って。(笑)
なんせ、何処の誰に聞いても、どんなに調べても、1年通って1匹釣れたとか2匹釣れたとか、地元の釣具屋をもってしても、あそこにはバスは居るけど釣れたって話はあんまり聞かないよ~とか、そんなレベルのショボイ話しか聞いていなかったのですが、目の前を泳ぐチビッコ君にはまぎれもなくラージマウス独特のスイカ模様が刻まれているではありませんか!!
いやっほぅ~~!!!!(軽く興奮。笑)
まぁサイズがサイズだけに釣れないだろうなぁって思いながらも、現在試しに作ってみているダブルスイッシャーを冗談半分で投げ込んでみると、チビッコ君達大コーフン!!(笑)
どえらい勢いで、群れになってビュンビュン追いかけてきます。
そして果敢に次々とアタックしてくるものの、いかんせん彼らにはルアーがデカすぎて全くフッキングしません。(アタリマエか。笑)
で、ルアーをサイズダウンさせたらどうかとM3を投げ込むと、またまた大コーフン!!(笑)
しかし、全くフッキングしません。
で、ボックスをまさぐってみると1個だけチビミノーを発見!
発見したのはシンドラールアー製のラークという渓流ミノー。
このラークは渓流用に開発されたミノーですが、バスも良く釣れるのでボウズ逃れの最終兵器として必ずボックスに忍び込ませています。
極小サイズですが、シンキングなのでベイトタックルでも何とか投げれるのがいい感じ♪
すると一投目から来ましたよ~。
チビッコ君が。(笑)
身の丈10センチ!!(笑)
まさに今年生まれたバス君ではないかと思います。
サイズは小さかったですが、またこの湖でラージマウスに出会えた事に大感激。
そして次のキャストも、その次のキャストも、このサイズが入れ掛かりです♪
ビックリしたのは、釣れるチビッコ君全てが、体長10センチにして既に超メタボ体型。
一体何を食ってんでしょうね?
今まで僕が通っていたテストフィールドのS湖では、その年に生まれたバスは9月ぐらいになってやっとビーツァぐらい(7~8センチ)の大きさに成長し、そのまま越冬している感じでしたが、この湖では8月で既に10センチぐらいに成長しています。
たぶん、この湖はエサが豊富なんでしょうね。
こりゃもしかすると、ビッグフィッシュも期待できるかも?!と感じました。
で、3匹チビッコ君に遊んでもらったところで、こんな事をやってちゃいかーん!とそのエリアを後にして、グラスのアウトサイドエッジに移動。
グラスエッジに沿って、SD85Fをジャークしたり、ダブルスイッシャーを引いてみたり、要所要所でドロップショットを落とし込んでみたりしたものの、反応はありません。
なら沖はどうだと、少し沖に出てKB105DRを引きまくっていると、魚探にいい反応が。
水深5m、ボトムから1mぐらい底を切った4mぐらいの中層にいい群れが映し出されています。
早速ドロップショットを落とし込むと、フォール中にひったくるようなアタリが!
もしかしてバス?
ドキドキしながらリールを巻き上げてくると、上がってきたのはこの子でした。(笑) ↓ ↓ ↓
群れの正体はブラッククラッピー!!(笑)
カットテイル4インチで釣れました♪
このブラッククラッピーですが、食べると美味い魚らしいですよ!
そして、しばらくブラッククラッピー釣りに没頭する事に。(アホ)
水深5mを中心に魚探で群れを見つけてカットテイルのDSを落とし込んでやると、大抵はフォール中にひったくって行ってくれます。
フォール中に食ってくれなくても、ボトムまで落とし込んでから1mぐらい巻き上げてやるとアタリまくり。(笑)
僕のステラFW2500Sだと一巻きが約50センチぐらいなので、ボトムから2巻きぐらいでちょうどタナが合う事になります。
その後も、バスがおらんかいの~?と思いながらドロップショットを落とし続けるも、釣れて来るのは全てブラッククラッピー。(笑)
本命のバスじゃないけど面白すぎー♪
そこで作戦を変更し、この群れがブラッククラッピーなのなら、こいつらを食っているデカイバスはおらんかあ~?って、ちょうど水深の合うKB105DRを引きまくってみる事にしました。
ブラッククラッピーの群れを探しながら、水深5mぐらいのエリアの中層をKB105DRで延々と引き倒します。
でも無反応。
まぁ、そんなに簡単ではないですよね。
そうこうしている内になんか気になるスポットを発見!!
グラスのアウトサイドエッジの少し沖、水深4mぐらいにデカイ丸太が沈んでいます。
夏だし、もしかしたらこの下にサスペンドしてるんでないの?って予想し、ポンツーンのポジションを慎重に取って、丸太と平行に開発中のダブルスイッシャーをキャスト!!!
ここで事件が起こりました。
なんと!丸太と平行に泳ぐダブルスイッシャー目掛けて、丸太の下から本当にバスが出てきたんです!!
しかもそれがデカイ!!!!!!!!!!!!
潜水艦のようにユラーって出てきたバスは楽勝50アップ!!!
デケーーーーーーーー!!!!!!!!!
もう興奮しまくり!!
心臓バクバクです。(笑)
カリフォルニアや琵琶湖なら50センチはそれほど驚くサイズでは無いかもしれませんが、ラージマウスのこのサイズはカナダで初めて見ました。
このバスは残念ながらバイトまで至りませんでしたが、何時か絶対に北緯49度の50アップを釣ってやろうって心に誓いました。
ずっと夢に思ってた北緯49度の50アップラージマウス。
この厳しい環境の中で、殆ど奇跡ですよね。
それが現実にいる事が確認できてマジ熱くなりましたわ~。
そして、その後、アウトサイドのガレ場に移動し、やはり似たようなログ(丸太)絡みのサスペンドバスをダブルスイッシャーの水面直下リトリーブで攻め、40アップのフォローを2匹確認。
しかし、バイトには至らず。
ルアーのせいなのか、それとも晴天無風のコンディション(しかも満月)のせいなのか、理由は分かりませんが、結局これらのサスペンドバスを釣る事は出来ませんでした。(ヘタクソ)
確実に言えるのは、晴天満月の夜って真夜中にバスがフィーディングしているせいか、日中の活性が意外に低い事も多いんですよね。(釣れない言い訳)
そんな中で、一つだけ感じたのは、ダブルスイッシャーってホントに突き詰めたらヤバイモノが出来そうだと感じました。(これはマジ)
何せ、グッドサイズが唯一反応を示したハードルアーはダブルスイッシャーだけでしたから。
この日の状況がたまたまそうだっただけかもしれませんけど、凄いヒントをもらったような気がします。
どんなルアーを開発したらいいか、ホントに燃えますわ~。(笑)
そう考えるとガンクラフトさんのスクリューベイトって凄そうですね!(僕はまだ実物を見たことないけど)
その後、終了予定時刻が迫ってきた事もあり、ガレ場をKB105DRで撃ち続けて行く事にしました。
狙いは、ブラッククラッピーの群れについているであろうデカバス。
何の根拠もありませんし、ホントにそんなパターンが存在するかどうかすら分かりませんが、とにかく信じて撃ち続けていきます。
するとゴゴーンッとヒット!!
でも引きがヘン。
なんかウネウネしてるぅ~。(笑)
で、上がってきたのは毎度お馴染みのカナダウグイ君!!
掛かった瞬間はキタァ~~!って思ったんですけどね。(でも微妙にウレシ!!。笑)
その後、またまたカナダウグイ君を同パターンで1匹追加!
アタリも多数。
ウグイパターン成立ですわ。(爆)
それにしても、こんな小さなおちょぼ口でこんなデカイルアーに食ってくるなんて、気合入ってますよね~。
で、最後の最後にまたまた珍客が!!!! ↓ ↓ ↓(笑)
なんとなんと、最後に釣れたのはコーホサーモンの幼魚!!!(爆)
釣った本人もビックリですわ♪
こんなのがおるんがカナダちっくですよね~。(笑)
それにしてもこの子も良くこんなデカイルアーに食ってきたもんですね♪
そこで、思いました。
もしかしたらサーモンやトラウトが居るって言う事はトラウト系スイムベイトの釣りも成立する?
それと、KB105DRが水深4m潜っているとして、この冷水性のサーモンがその層で釣れたという事は、水温が暖かいのはもしかしたら表層だけ?
という事は、ディープパターンの可能性は?
次回への大きな課題になりました。
今回はざっと湖を見て回りたかったので、要所要所で大きな釣りしかしてませんが、次回はディープの可能性とグラスフラットの攻略を考えてみたいと思います。
それと、食いそうで食わなかったあの50アップ!
マジ悔しい!!(笑)
んー、次に何時釣りにいけるか分かりませんが、楽しみですわー!
やっぱバス釣り最高!!
今日遊んでくれた魚君達ありがとうね!!
■ 使用タックル1
ロッド ファイナルディメンションTS1610MLF
リール カルカッタコンクエストDC100(左)
ライン マキシマ・ウルトラグリーン14ポンド
ルアー KB105DR、ダブルスイッシャープロト(大)、トリプルインパクト120、
トゥルーライフスイムベイト、デカビーツァプロト、ブレードクランクM5R
■ 使用タックル2
ロッド ファイナルディメンションTS160L
リール アンタレスAR(左)
ライン マキシマ・ウルトラグリーン16ポンド
ルアー ラーク(シンドラールアー)、SD85F、ビーツァM3、スーパーチナイ95
■ 使用タックル3
ロッド COMPRE CPS66ML(シマノアメリカの竿)
リール ステラFW2500S
ライン P-Lineフロロ8ポンド
ルアー カットテイルワーム4インチ・ドロップショット