TBFナショナルチャンピオンシップ 『ブルショールズ・レイク~アーカンソー』
2009年 03月 13日
今週開催されている大きなトーナメントはテキサス州レイクアミスタッドでバスマスターエリートシリーズ第一戦。
そして、ミズーリ州テーブルロックレイクでFLWツアー第2戦。
そして、ミズーリ州~アーカンソー州ブルショールズレイクでTBFナショナルチャンピオンシップが開催されています。
このブログではアミスタッド戦と、北嶋君が出場しているTBFチャンピオンシップの模様を追いかけたいと思います。
という訳でまずはTBFナショナルチャンピオンシップの模様から!

この大会について北嶋君に教えてもらった内容を下記にご紹介させて頂きます。
今回の大会は、TBF(The Bass Federation)っという組織が行う、National Championshipです。
TBFは今はFLWの元で動いていますが、基本的には各州にクラブがあり、今回は各州からの代表者が集まって、行われる試合です。
そして、この大会を優勝すると、来年のフォレストウッドカップへの出場権が与えられ、BFLのALL Americanにも出れます。
そして、来年のFLW TourまたはSeriesへの出場権が、参加費、トラック&ボートと共に与えらるんです!
そんな大きな大会なんですよね。TVも来るみたいです。
との事だそうです!
で、北嶋君はと言うと、昨年秋の全米大学チャンピオンシップで優勝した為に特別枠で出場が認められたとの事。
話を聞くと、ホテルを用意され、そしてレンジャーの新艇も用意され、ビックリするぐらいの待遇なのだそうです。(アメリカはやっぱ凄いですねっ!)
という訳で、まずは北嶋君のプラの模様から・・・・・。
今回の大会は日程の関係でプラは1日のみ。
ほぼぶっつけ本番で大会に臨んだようです。
元々、アーカンソーのビーバーレイクをホームグラウンドにしていたので、同じオザークマウンテンのブルーショールズレイクにも何度も来た事があり、この時期のオザークでの超定番とも言えるウィグルワートを中心に、ビーツァM7を織り交ぜながらバスを探していったそうです。
が、コールドフロント直撃で、前日までTシャツ一枚で居られたのが、翌日は雪が降りそうになるぐらいの超気温低下。(大陸性気候ってオトロシイ。汗)
もちろん水温も下がり傾向で、プラの日の水温は48F~52F。(約9度弱~11度)
とにかく湖全域を走り回ってチェックする事に努めたそうです。
そして、プラの感想は一言・・・・・・・釣れません!!(またかい!?爆笑)
ノンキーは釣れるものの、なかなかキーパーが混じらずという感じだったそうです。(メインパターンはクランキング)
そして何もつかめないプラ(そりゃあ一日だけじゃあ無理だわな)から組んだプランは、
”ブルショールズにはラージマウス、スモールマウス、そしてスポッツの3種が狙えますが、やはりキーはウェイトのあるラージマウスなので、明日はプラでは見れなかったけど、ラージが狙えるであろう誰も行かない上流のクリークに勝負を賭けに行きます!”
との話でした。
そして、本戦初日!
結果から書きますと北嶋君は7ポンド2オンスを持ち込み33位スタート!
本人曰く、やっちゃいました。釣れません!!との事。
上流のクリークへのギャンブルは見事に外れたようです。(笑)
ちなみに今日持ち込んだ魚は計3匹で、ラージ1匹、スポッツ2匹という内訳。
が、3ポンドぐらいあるラージをバラしてしまったそうです。(何やっとんじゃあ~。涙)
メインパターンはやはりクランキング。
急深のロックバンク沿いにクランクを通すような引き方で狙ったとの事。
ちなみに魚の状況は、コールドフロントが入る前はスポーンエリアに魚が動き始めた感じだったけど、コールドフロントによって、魚が戻ってしまった感じとの話でした。
ちなみに初日暫定首位はミシガン州のDerek Cummings。

やはりメインパターンはクランキングで、使用ルアーは『Gary Neste C-Flash crankbait』
そしてフォローで3/4オンスのシナモンジグでフォローを入れて30匹ほどの魚をキャッチしたそうです。
さて明日はどうなるか・・・・。
明後日の決勝には、各ディビジョン代表の1位の選手が決勝に出場できるらしいのですが、よりによって北嶋君が所属するノースディビジョンは超激戦。
本日総合1位と2位の選手がノースディビジョンと言う話で、これは残念ながら決勝進出はほぼ無理っぽいですね。(涙)
とにかく健闘を祈ってるぜぇ!!
男は負けると解っていても戦わなければならない時があるのだ!!(byキャプテンハーロック)
■ 初日成績
1 DEREK CUMMINGS 19-03
2 BRANDON CRANER 17-03
3 DANIEL ELLIS 16-10
4 ZACHARY KING 15-03
5 BRENT MCNEAL 14-03
6 JIM GILDEA 12-07
7 NICHOLAS SMYERS 18-15
8 CHRIS LAMBERT 15-11
9 BOB PERKINS 14-12
10 JOSH BERTRAND 14-07
33 KAZUKI KITAJIMA 7-02
■ 初日のフルスタンディングはコチラ
■ TBF関連記事はコチラ http://tbf.flwoutdoors.com/tournamentTBF.cfm?cid=80&did=8&t=news&tday=1&atype=6&tid=6349&tyear=2009&aid=149566
■ 写真拝借 TBF(FLW Outdoors) http://www.flwoutdoors.com/
追伸
同日、テーブルロックレイクで開催されているFLWツアーは、なんと深江さんが2位スタートです!!

ちなみに、FLWツアー初日暫定首位は、デビッド・ウォーカー。
何と、26ポンド11オンスっすよっ!!
アミスタッドと殆ど同じウェイトがオザークで出るなんて、ホントにビックラこきました。(汗)
深江さんも頑張って欲しいですねっ!!
■ FLWツアー初日の成績はコチラ
アミスタッドの模様はまた後ほど!!(アイクがドデカイヤツ釣ったみたですぜぇ~)