釣果報告 カリフォルニア デカビーツァ&ビーツァ
2009年 03月 29日
アーカンソーで開催されているエリートシリーズでは熱戦が繰り広げられていますが、所変わってカリフォルニアから強烈な釣果報告を頂きました~~~!!
ご投稿のヌシは、このブログにもちょくちょくご登場頂くカリフォルニアのマキオさん。
超強風が吹き荒れるカリフォルニアの湖でビッグバスキャッチの嬉しい知らせです!!(喜!)
デカイっす!!
湖がクローズされているかもしれない強風の中、片道150キロ走ってのビッグフィッシュキャッチ!!
かっこよすぎです!!
マキオさんから、臨場感あふれる素晴らしい釣行記を頂いておりますので、そのままご紹介させて頂きますね♪
カリフォルニアの風を感じてください!!
西根さ~ん、ビー太郎兄弟、またまたやってくれました~。
春本番になって、今までまるで姿を見なかった子バスもシャローで見かけるようになりました。
スモールマウスのネストは空き家で、ノーザンラージもシャローでイチャイチャしてるし、いよいよシーズン全開。
そしてフロリダは、これからがスポーンシーズン。
ステージングエリアを見つけて、ブリブリのプリメスの入れ食いを味わいたいっ!
そんなことを妄想しながらマジ練習池でエリアの絞り込み作業を続けること3ヶ月、しかしこれがまるで音沙汰なしの8連続ボーズ、1バイトのみ。
西根さん顔負け(爆)の度重なる修行釣行にメゲかけていましたが、裏日記の渡辺さんの投稿に涙し、甘えた自分にカツを入れ、修行続行。
そして先週ようやく、13~14ftのブレイクから、自作ディープクランクで貴重な3匹のプリメスをキャッチすることに成功しました。
これは、風下に押されたシャッドについていた、本当に貴重な魚だったんです…
この池はシャッドがシャローから消える冬の間、トラウトを食ってるヤツをスイムベイトで狙うパターンしか通用しないみたいで、船からも岸からもほとんど皆がハドルストンを投げまくってます。
私はハドルストンが性に合わず、意地でクランク巻いてましたが...徒労に終わりました。
しかしここにきて水温上昇でシャッドに動きが見られるようになって、それにバスが反応しはじめたようでした。
皆が相変わらずゴム人形(ハドル)を投げている今こそ、修行の成果を見せる最大のチャンス!
新月の大潮絡みの昨日、満を持して狙うことに。
あいにく予報では風速15~25mphで、クローズ(船が出せない)もありうる強風。
ロスの渋滞を超えて150kmも走って行って船も出せずに帰されるなんて嫌なんで、いつもなら行かない状況ですけど、そんなの関係ありません。
なんてったって、新月ですから・・・
現地は予報どおりの強風でしたが、一応出船可ということで一安心、さっそく自作クランクを巻き倒します。
しかしこのところの強い北風で水温は予想以上に急降下し、朝イチに期待していた実績場も不発、前回のパターンを引きずっていてはダメそうでした。
あたりを見回すと、イマイチ実績のない流れ出しのロックパイルが空いてます。
先週とは逆の北風が作る波がここに押し寄せ、水温もおそらく他のポイントより高そうで、気になります。
朝のチャンスタイムでしたけど、あえてこの2級ポイントを狙ってみました。
近づくと遠目で見るより波も激しくニゴリもキツかったので、アピールの強い子が良さそう…デカビー?
デカビーは食い気のあるヤツを一撃で食わせる魔力を秘めてますからね~。
岩がボコボコなので慎重に引かないとすぐに引っかかるんですが、大波で船が揺れて、何が何やらワケ分かりません。
巻いているとすぐにルアーが動かなくなりました。
え~、もう根ガカったの~?
とガッカリモードに入りかけたその時、魚らしき感触が…キテマス!デカイです。
しかもヤバイです。
何がヤバイって、このまま風に流されると私が岩に引っかかってしまう(汗)
そんなのお構いナシに無茶苦茶引く魚で、半ばパニック。
それで魚は竿に任せて、私はとりあえずエレキ全開でこの岩場から逃げることを優先しました。
グラスロッドって、こんなときはホント心強いですわ~。
跳ねようが潜ろうが無視して、船で魚を沖まで引っ張っていって冷や汗モンで獲れたのが激太の7パウンダー(53cmしかないのにブリブリ)。
これも修行の成果かも(喜)
で、写真をキレイに撮ろうと思って、船を片付けたり魚を格好よく置いたりして、さあ、というときに足がカメラに…ポチャン。
見る見るうちに沈んで行きました(涙)
ここでは11月にも雨でカメラを水没させたいわくつきの場所なんですが、マジ痛すぎです。
仕方ないんで魚を一旦キープしてまずは釣り続行し、叩き残しの場所からアベレージサイズを2匹追加して安心したところで、改めて携帯で撮影。
アングルがショボいですが、ご勘弁くださいね。
朝のチャンスに気を良くし、昼からは先週同様シャッドのスクールに付いたプリメスを探します。
しかし風は強まる一方で、釣りが出来る場所自体ほとんどなくなり、船もほとんど帰ってしまいました。(実はクローズされてもおかしくない45mphの強風でした)
仕方なく岬状のロックパイルのわずかに風が弱くなった場所にアンカリングして風の収まるのを待つことにします。
一応そこでデカビーやバイブ、スピナベ、潜りモノ、ゴム人形など一通りのルアーを試してはみましたが、そう簡単に釣れるわけもなく…居つきのチビでも何でも食えばいいか、と思ってビー太郎M7をバイブタックルにつけて適当に投げてみました。
すると一撃でアベレージサイズのプリメスが食って来ました。
ビー太郎に換えてすぐ釣れたのは今回だけじゃないですけど、コイツ、やはりタダモノではないですね~。
ここでデカバスを狙うときは出番がなかったビー太郎ですが、アンカリングして繊細に狙える状況に丁度マッチしたのでしょう。
もしや、と思ってアンカーを外してM7とともに風に流されながらしばらく探ってみました。
でもさすがに風が強すぎて釣りになりません。
再び同じ場所でアンカリングして待つことにするも、ここで突如睡魔が…。
釣場で寝るなんて渡辺さんには考えられない甘えですけど、ここは集中力を高めるための作戦と言うことで・・・
1時間ほどたったんでしょうか?さっき釣れた場所に群れが来ていないかデカビーでチェック。
さすがに何もありません。
じゃM7ならどうよ!ってことで再チェック…大きいルアーだとわからない細かい起伏も、M7は捉えてくれますね。
ここは恐ろしい場所だったようです。
ドシャローなのでコツコツ底に当たりますが、それが一旦消え(8フィートほどの溝がある)再び足元のロックパイルの下端に当たるのを感じたとき、ズンっと重みが。
ウッソー!またしてもM7?
しかもコイツは朝のヤツよりもさらにデカそうです。
想定外のサイズとすぐにわかるパワーで突っ走り出しましたが、同時に、アンカリングしている非常に不利な状況にあることに気づきました。
10ポンドあるかも?というフットボール体型がちらりと見え、直後に強めのドラグがキュキュキュキュっと唸ります(汗)
アンカーを外せないのでまたもや竿任せのファイトで、左手で特大ネットを開き、とにかく浮いたらネットに押し込むことにします。
しかしフックは口の外(下アゴの外とエラにフッキング)に掛かっているようで、ドラグは唸りまくり(大汗)
浮いてもすんなりネットに入らず、大慌て。
3回目に浮かせたときにどうにかネットインしたのが、今季最大の9ポンド(これも57cmしかないのにブリブリ)。
フックが2本とも伸ばされていて、獲れたのはラッキーでした。
グラスロッドはヘタクソを助けてくれるんですよ(爆)
同じ場所からさらに続けて2匹プリメスがヒットし、この日はビー太郎祭りでした。
ここで一句?
巻けば海路の日よりあり。
■ デカビータックル
FD-TS1610MLF、DC、ストレーン17ポンド
■ ビー太郎
FD-TS1610MF、DC7、FCスナイパー12ポンド(バイブレーション用タックル)
マキオさん、ありがとうございました!!
ちなみにマキオさんのご本名は全く違うお名前なのですが、マキモノばっかやっていらっしゃるのでHNはマキオさん。(笑)
そのHN名通り、今回も巻き倒してビッグフィッシュキャッチです!!(カッコいい!!)
それにしても何ですねぇ、もしかしたらクローズされているかもしれない湖に普通片道150キロも掛けて釣りに行きますかね?
マジ凄すぎる!!(というか、変態そのもの!!笑)
そんなギャンブル釣行でのビッグフィッシュキャッチは大感動ですよね。
お陰さまで、僕も大興奮させて頂きました!!
しっかし、カリフォルニアのバスって呆れるぐらい見事なプロポーションですねっ!
次の大潮では完全にご出産?って感じのポンポンですな~。(笑)
んんんんんん、またまたカリフォルニアに行きたくなってしまいました。(笑)
”巻けば海路の日和あり”
今は上手く行かなくっても、結果が出なくっても、そのうち良い事もあるって事ですよね♪
僕も巻けば海路の日和あり精神で巻いたるでぇ~~。
巻いて巻いて巻きまくってやる~~~~~~~~~!!
マキオさん、ありがとうございました!!