なべちゃんレポート 『苦悶の春』
2009年 04月 07日
苦悶されてます。(笑)
何の苦労も無く釣れる時もあれば、思うように釣れない時もある。
昨年、あれだけ、コンスタントに釣ってらっしゃった渡辺さんにしても、釣れない時は釣れない。
そういう僕もデコレン街道まっしぐらですが(←僕の場合はヘタクソなだけ。笑)、だからこそ釣りは面白いんだと思います!!
今日のナベちゃんレポートでは、今年のクラシックのウィニングルアーとなった、あのスピナーベイトのインプレも頂いておりますので、お見逃し無くです!!
■ 「苦悶の春」
皆様、春の訪れそして春の釣り、どないでっかあ!
私ことナベちゃんはこの春、どうも微妙な状態で春のパターンが構築できず、悶々とした日々を過ごしております。
思い起こせば、去年の春は既に3月下旬にはプリスポーンのお腹でっぷりバスを狙い通りのエリアで、狙い通りにブレードクランクでキャッチして、自分のメインフィールドでの自分なりのシーズナルパターンを構築・展開して、夏場まで非常に中身の濃いハードルアーゲームを楽しめておりました。
※前年3月釣果報告 参照
http://beatour.exblog.jp/7605101/
http://beatour.exblog.jp/7555092/
が、今年も同じように3月中旬から朝練フィッシングを開始しておるのですが、中々思うようなプリのでっぷりフィッシュをシャローで見つけることが出来ず、なぜかポロリと釣れる30cmクラスのオスバス(多分)に翻弄されて迷走中の今日この頃であります。
中規模な野池だし、それ程プリスポーンの動き・エリアがいきなり大きく変わるとも思えないのですが、3月下旬に約1週間居座った強烈な寒波で遅れが生じたんだって、楽観的に見ていてええんでしょうかねえ?
と、長い前置きでこの週末4/4(土)の釣果報告です。
気温は朝5時半で既に9℃ということで寒いってな言い訳は出来ないような状況。
気になるところといえば恐ろしいほど無風で水面ベタナギ状態だったところくらいでしょうか。
取り急ぎ時間制約がありすぎるので、いつものことですが大急ぎで過去のプリバス実績エリアをチェック。
ロッドに付いたルアーはブレードクランク:ブラッディー&デカビーツァ:ブラッディー、ラッキークラフトさんのレデンプションスピナーベイト、3/8oz&ゲーリーシェイキーワームのスモラバインチワッキーといったところ。
もう今日は絶対シャロー来るでしょって思いながらの釣りだったんですが、超実績場所、2エリア廻って全くの生命感の無さに弱気虫大発生で、なんとかかんとか魚見つけないことには手がかりゼロで終わっちゃうでしょ、ってことで途中からはスモラバインチワッキーがいつの間にかメインに・・・・・(情けなや)
けど何も釣れないまま、ブッシュでのなんちゃってパワーフィネスも外し、最奥の流れ込みまで到達し時間的にも最後のエリアってことで、流れ込み回り丹念に探るも全く生命感はゼロ回答。。。。。
諦めモード全開で、全く適当に流れ込みを大きく通り越したシャローに意味もなくキャストしたスモラバインチワッキーにゴミ引っかかったんかしらん?と思うようなアタリでなぜか30cmクラスがポロリ。
しばらくライトリグでネッチリと同エリア探るも後が続かずで、時間も無いしと同じスポットにブレードクランク投げるとポロンとこれまた30cmクラスがヒット(画像ぶれててごめんなさいです)
又しても、苦しいときのブレードクランクって感じであっさり釣れてしまったんですが、ここで携帯の目覚ましアラームがピコピコ鳴り出して、ご苦労様ってな感じでなんとかかんとか無理やり最後の最後に2匹釣って終了と相成りましたあ。。。。
一応自分の中で自分の釣果や、他の人の釣果などから現況を無理やりながら結論づけると・・・・
■ 数少ないながらも一応オスバスはシャローを少しずつ意識している。
■ ライトリグでスローに探るかもしくは全く逆のリアクションを意識した釣り方(私はブレードクランクが必須)でなんとか数少ないながらもキャッチはできる。
■ 3月下旬の寒波でプリスポーンの動きは3週間程度?遅れている。
ってのが今の現況で希望的観測をするならば、急に今日(4/6月曜)あたりから今週は暖かい日並が続くということなので、今週末あたりはガツンとシャローでハメられるんではと勝手に妄想しております。(ちなみに時間的制約の為、中層からディープは探ってません、シャロー勝負と割り切っております)
さて、今週末 プリスポーンの動きが本格化するのか、それとも私の狙い・読みが見事に外れてしまうのか、 期待と不安が入り混じった次回の釣果報告となりそうです(期待せんといて下さいねえ)
{今週のおまけ}
レデンプションスピナーベイトのインプレ。(釣ってもいないのに)
私の場合当然の如くNLWがメイン中のメインで通年使用しているんですが、たまには他メーカー製品でも気になる製品のこと、ちょこっと書かせてもらいたいなあと思ってます(西根さん <(。_。)> スイマセン)
ええ!なぜこの製品なの?って突っ込みが入りそうなので今後のことも考えて先に説明しときますと、実は私2007年A・O・Y兼、2009年バスマスターチャンピオンでもある”スキートリース様” の超絶ミーハーなんです(画像の赤い帽子もサイン入り)
男前すぎでしょ、ただそれだけです ほんまかいな(多分そっちの気は無い筈?)
で、本題のラッキークラフト社のレデンプションスピナーベイトなんですが、今年のバスマスタークラシックでのスキートリースはバークレーのチガークローのテキサスパターン&バックアップとしてスピナベのスローロールパターンだったということだったので、入手する前はスローロール用のスピナーベイトかと思っていたんです。
けど、実物からは私個人は早巻き用のスピナーベイトじゃんと思ってしまいました(ここは個人差あるとこですので)
ぱっと見、斬新な新機構なんかは無いんですが、低重心タングステンヘッドの周りをプラスチックで覆いながらフラットサイドスピナベに仕上げてます。
なので水の抵抗は少なく、ヘッドのブレも少ないので早巻き向きかなあと思ったりするんですが、実はプラスチックでヘッドを覆っているのでスピナベでは珍しいゴーストカラーもラインナップされています。
スキートリース曰く、「市場に出ているスピナーベイトの中で一番生物に近いリアルなスピナーベイトヘッドだ。このリアルな容姿がタフコンディションにおいて多くのバイトを導くはず」と言っております。
NLW製品も機械っぽくない生命感溢れるボディーのデザインや、恐ろしく手の込んだウロコの手彫り等西根さんにしか出せないリアルさが、最後の最後で食うか食わないか迷った魚にバイトを促すものと思っているんですがこのスピナベもいい線ついてます。
又、ブレード構成ですが、薄型小幅ブレードと超小型のコロラドとの組み合わせで、明らかに引き抵抗を控えめにしてるのでは?ってことで、実際に巻いてみたところも非常に巻き抵抗が少なく、けど縦向フラットサイドヘッドの恩恵か浮き上がり自体はそれほど早くなく、ある程度自分の狙った層を的確に引けるなあって感じました。
トップに出そうで出ないときに、ブレードクランクの水面直下なんちゃってガーグリングと併用で早巻きガーグリングで活性の高いシャローバス狙い撃ちってな使い方でハメてみたいスピナーベイトでありました。
渡辺さん、ありがとうございました!
う~む、レデンプションスピナーベイトとはそういうスピナーベイトなんですねぇ。
なるほど、と納得。
これからも良いルアーがありましたら、教えて下さいませ~♪
貴重な情報ありがとうございました!!