BASSエリートシリーズ第3戦 レイク・ウィーラー アラバマ 最終日
2009年 04月 07日
という訳で、エリートシリーズ第3戦の最終結果です!!
優勝を飾ったのはトミー・ビッフル!!
やはりやはりの、フリッピング!!
トミー・ビッフルの空撮写真。
超ドシャローから次々にバスを抜くトミー・ビッフル。
トミー・ビッフル曰く、
”昨今の詳細な地図やGPSでは今まで釣りをした事のないスポットを見つける事が出来る。
自分が釣っていたスポットは初日、水深は6インチ(約15センチ)しかなく、最も恐れていた事は、水位が下がる事によって、スポットが干上がってしまう事だった。”
大会初日から、2フィートの水位上昇はトミー・ビッフルにとって最高の追い風だったみたいですね。
トミー・ビッフルの狙っていたスポットは、そうした隔離エリアだったらしく(そりゃあ、そんな何時干上がってもおかしくないようなスポットには誰も来ないわな。笑)、ボートトラフィックも無ければ他選手とのバッティングも無かったような模様です。
トミー・ビッフルの使用ルアーは、
■ 3/8-ounce Lunker Lure Rattleback jig (black/blue) 。トレーラーはGene Larew Super Salt Biffle craw (black/blue with sapphire-blue claws)
■ Reaction Innovations Sweet Beaver (black/red)
■ Gene Larew Biffle-O lizard, which is a hollow-tail lizard (black neon)
狙ったカバーは、ブッシュが絡むストラクチャーで、最終日は50匹以上のバスを釣ったそうです。
うーん、実に潔い戦略ですねぇ。
トミー・ビッフルが前回優勝を飾ったのは、2006年のレイクオネイダ戦ですが、その時も、多勢を占めるスモールマウスは完全無視で、数は少ないけどウェイトを望めるラージマウスに的を絞っての優勝!(その時のウィニングパターンもフリッピング!)
本気でシブすぎですわ~~~~!!(笑)
ちなみに、この大会の最大ウェイトを持ち込んだ3日目の最高水温は68~69F(約20~20.5℃)、最終日は64F(約17.8℃)だったそうです。
2位は、ケイシー・アシュリー!!
最終日の最大ウェイトを持ち込み、なんと前日15位から一気に浮上です!!
写真を見ると、良いスモールマウスが混ざってますねぇ。
2種類のジャークベイトとジグを使って、6~12ft(約1.8m~3.6m)のブラフエッジ(崖エッジ)を狙ったそうです。
釣っていた場所は、グラス絡みのシャローで、面白い地形をしている場所らしく、ベイトフィッシュが非常に濃かったそうです。どうやらプリとポストの魚のコンタクトポイントを釣っていたみたいで、毎日スモールマウスとのミックスバックを持ち込み、前日にキャッチしたビッグフィッシュはポストスポーンだったそうです。
そして、3位は大森さん!!
残念ながら優勝には届かずでしたが、大健闘だったのではないでしょうか!
大森さんのコメントによると、毎日、水位、水色が変化していた為、アジャストし続けたそうです。
最終日は、時間の半分をジャンクフィッシングに費やし、12セットのタックルを使ったそうです。(使用ルアーはリップレスクランク、スピナーベイト、ジグなど)
今回の3位入賞で、AOYポイントは74位から35位までランクアップです!!
友人アングラーではエドウィンが26位、イッシュが35位。
日本人アングラーでは桐山さんが43位でこのトーナメントをフィニッシュされました。
簡単ではありますが、以上の内容でした!
そう言えば、今回の大会ではディケーターフラットのディの字も無かったですね。(笑)
次の大会は4月23日ー26日の日程で、バージニア州のスミスマウンテン・レイクで開催されます!
楽しみ!!
■ 最終成績
1 Tommy Biffle 16- 2 19-14 14-13 50-13
2 Casey Ashley 12-11 13-14 19-11 46- 4
3 Takahiro Omori 17- 8 16- 1 12- 1 45-10
4 Brent Chapman 13-10 13- 0 18-10 45- 4
5 Michael Iaconelli 17- 1 12-12 15- 6 45- 3
6 Bradley Hallman 13- 1 17-13 13-15 44-13
7 Mark Tucker 11- 9 18- 7 12-15 42-15
8 Mark Menendez 16- 1 11- 0 15- 7 42- 8
9 Todd Faircloth 14-15 14-14 12- 6 42- 3
10 Stephen Browning 11-11 16- 4 14- 0 41-15
11 Gary Klein 14- 0 14- 3 13- 2 41- 5
12 Rick Morris 16-13 11-15 11-15 40-11
26 Edwin Evers 13- 6 15- 6 7-10 36- 6
35 Ish Monroe 15- 2 7-12 11-15 34-13
43 Kotaro Kiriyama 10-11 13-12 8-14 33- 5
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おまけ