釣行記 『5/22 P湿原』
2009年 05月 24日
今回の釣りの目的は、デンプシーテール85Sのテスト&あわよくばヒットシーンの撮影。
目的達成となるか?(笑)
また意味不明に長い文章になると思いますので、お暇な方だけどうぞ~♪(笑)
気温も上がって、かなりワクワク期待しながらP湿原にポンツーンを浮かべます。
今日は釣れそうっ!とデンプシーテール投げまくり。
が、何故だかワカリマセンが、期待に反して、デンプシー君を巻けども巻けども不発。。
なんで?
と言うか、他のルアーにもウンともスンとも反応がありません。。。。(汗)
大潮前&水温17度~18度と、決して悪くないと思うんですが、魚の反応がない。(涙)
魚の活性が低いのか、はたまた根本的に釣りしている場所が間違っているのか分かりませんが、
釣りを開始して2時間音沙汰なし。
こりゃあ、ヒットシーンの撮影なんて贅沢な事言っとれんぞ~と、色々と試していると、プロディジーにやっと一匹目のバス君が食ってきてくれました♪
このバス君は、グラスのアウトサイドからフラフラ~と出てきて、超やる気のないような食い方でしたが、とりあえず1匹。(笑)
で、同じような場所をスローロールで狙っていくものの、やはり後が続かない。
そこで、考え方を変えて、リアクション狙いに作戦を変更。
前回の釣行で、少しだけ可能性を見たリップレスミノーのフォール&ジャークを試してみる事にしました。
ウッドカバーを中心に、グラスポケット等にリップレスミノーを落とし込んでフォール&ジャーク。
すると、食っては来ないものの、たまに魚がルアーを追いかけてきます。
おお、反応しとるがな~。
でも食わん。(笑)
それならばと、超早引きでカバー付近を引き倒してみると。
チビッコちゃんが、食って来てくれました!(喜)
ルアーは以前トローリング用に作ったリップレスミノー(仮称・パユート85S)にコロラドブレードチューンしたもの。
このルアー、コロラドブレードを装着する事によって、バイブレーション的な感覚で使えるリップレスミノーに変身。
今開発中のNLWルアーの中でも、かなり期待しているモデルです。
このルアーの最大の特徴はバイブレーション感覚で使えながら、遊泳姿勢は水平。
そして、水面直下10センチぐらいのところを超早引きする事が可能です。
それと、ブレードとボディーの打撃音。
たぶんですが、僕が知る限り、この深度を超早引きできるバイブレーション(もしくはミノーやクランク)って無いと思うんですが、このサブサーフェスレンジって、凄く美味しいレンジだと思うんですよね~♪
ただし、このルアーには欠点もあって、遊泳姿勢が水平な為、カバー回避能力ゼロ。(爆)
Wフックにすればかなり根掛りを回避してくれますが、この日の状況はショートバイトもありえそうだったので、今回はあえてトリプルフックのまま使用。(ロッドはソフトティップのTS160Lをチョイス)
なので、カバーには直接投げ込まず、カバーの周囲を超早引きで通し、『音』と『フラッシング』でカバーの中からバスをおびき出し、カバーの外で食わせたい感じ。
そんなイメージを持ちながら、
うりゃあああああああ~~~~~!!
と全開巻きで、カバーの脇を通していきます。(笑)
そして、ポンツーンはドンドン進み、今回、僕が一番期待していたスポットに到着。
この場所はスポーニングエリアになっているであろう、水路の入り口に存在するブレイク。
そして、そのブレイクの真上にウッドカバー。
いい魚が居るならここでしょう~~~!っていう超一級スポットです。
で、パユート85S(仮称)を、
どおおりゃぁああああああああ~~~~~~~!!
とアホの一つ覚えのように超早引き。(笑)
すると!
カバーの中から、黒い弾丸が突進して水面直下を泳ぐパユート君を直撃!!
ちょっとだけマシなサイズが釣れました。(喜)
やはり、居るべきところには居ますねぇ。
ちなみにこのバス君、ここP湿原では立派なキッカーフィッシュですわ~。(笑)
お腹パンパンんのメスバス。
琵琶湖とかじゃあ取るに足らないサイズですが、ここP湿原では30センチ代半ばのこのサイズに成長するのに一体何年掛かっているんでしょう。
とにかく北の国のラージマウスは貴重です。
そして、その後はパユート85S早引きでもう1匹キャッチ。
つか、このルアー、クロームカラーを試しに塗ってみたのですが、思わぬ欠点が・・・。
反射が強くて、写真がハレーションを起こしますね。(笑)
それにしても、デカバスは何処にいるんだぁ?(というかデカバス居るんかぃ?)
で、狙いを変え、シャローカバーではなく、ブレイク狙いであれやこれや試してみました。
狙いは水路入り口の50mほどのブレイク。
狙いをここに絞り、時間を変えて何度も入りなおし、何度もブレイク上を行ったり来たりしながら粘ってみました。
試作プロトのデカビーツァDR、M7、NLWジグType3、マキラバ、スピナーベイトと、手を変え、品を変え、ブレイク狙い。
すると!
グラスに絡ませながら引いていたデカビーツァDRプロトにゴゴーンとバイト!
が、サイズアップならずっ!(笑)
この超ナイススポットでキミかい?と少しだけ拍子抜け。(いや、釣れてくれたらサイズ問わず嬉しいんですけどね。笑)
デカバスへの道は遠いっすね。(汗)
そして、時間も無くなってきたので、帰り道の水路を移動しながら、ずっと試してみたかったFDカスタムさんのK1-65DSRを要所要所で投げてみると、
いきなり、バイトラッシュ!
タックルがアンバランスで、バラシのオンパレードでしたが、チビッコバス君が食ってきてくれました♪(喜)
そしてブラッククラッピー君も!
サイズが小さくて申し訳ないですが、魚が居そうな場所からは必ず反応があり、衝撃を受けました。(笑)
それこそ、そこに居る魚を根こそぎ行けるんじゃないの?ってぐらい、全く不信感無く食ってくる感じ。
こんなルアー、他にあまり知りませんわ~。(驚)
FDカスタムさん、オソルベシ!!(笑)
マジ、このルアーを持って、バンクーバー島のスモールマウス狙いに行きたくなっちゃいました。(たぶん、凄いヤツが食ってくると思う。)
■ FDカスタムさんのブログはコチラ→http://fdcolors4.exblog.jp/
僕的には、『デンプシーテール85S』を投げまくり、そして『K1-65DSR』でフォローという、黄金パターンが成立しそうな感じです♪
このルアーをモノにする事が出来たら、ますますソフトベイトに頼らなくても良くなりそうな感じですわ~。
そして、時間は進み、遂に最後に期待を持てるスポットに到着。
デンプシーテールのヒットシーンを何とかビデオに収めたいと、最後の期待スポットで頑張ってみるものの不発。(涙)
で、撮影は諦め、最後の障害物のビーバーダムを越えたところ、ちょっとだけヒラメキが。。。
何時もはこのビーバーダムは水面上に露出して水路を完全分断おり、通常、この奥の閉鎖水域には魚ッ気が無いのですが、この日は水位が高くて、ビーバーダムは水面下5センチぐらいに水没。
もしかして、魚はこのビーバーダムを越えて、何時もは居ないはずの閉鎖水域に入り込んでいるのではないか?と、ふと思いました。
で、何時もは通り過ぎるだけの場所ですが、何か感じるものがあったので、デンプシーテールをキャストしながら移動。
水温は、閉鎖水域という事もあって、19度と他の場所よりも1度ぐらい高くていい感じ♪
すると!
サイズは小さいですが、やっぱり入り込んでいましたよっ!!
サイズに関係なく、本当に嬉しい一匹でした♪(喜)
で、それならばと、撮影再開。
そして、最後の最後でやっと目的を達成する事が出来ました!!
どうぞ見てやっておくんなせぇ。 ↓ ↓
暗くて申し訳ないですが、デンプシーテール85Sにポションと地味に出てくれました。(デンプシーテールに出るバスの多くはこんな感じのバイトです)
レギュラーサイズですが、嬉しい一匹となりました。
それにしても勉強になったのは、魚って、その先に快適な場所があるのなら、水深がたった5センチしかなくても乗り越えて行くんですね~。
という訳で、今回の釣行報告でした~!!
今日釣れてくれたバス君&ブラッククラッピー君、ありがとう!!
■ 使用タックル1
ロッド ファイナルディメンションTS1610MLF
リール ガンメタXT(左)
ライン P-Lineナイロン14ポンド
ルアー デカビーツァ、デカビーツァDRプロト、ビーツァM7、ブレードクランクM5R、マキラバ
■ 使用タックル2
ロッド ファイナルディメンションTS160L
リール アンタレスAR(左)
ライン マキシマ・ウルトラグリーン16ポンド
ルアー パユート85S(仮称)
■ 使用タックル3
ロッド ファーレンハイトTS166L
リール カルカッタ・コンクエストDC100(左)
ライン マキシマ・ウルトラグリーン14ポンド
ルアー デンプシーテール85S
■ 使用タックル4
ロッド CVC-F70M(アメリカシマノの竿)
リール 銀メタXT(左)
ライン P-Lineナイロン14ポンド
ルアー プロディジー、バズベイトプロト
■ 使用タックル5
ロッド CVS66M-2(シマノアメリカの竿)
リール ステラFW2500S
ライン スパイダーワイヤー14ポンド
ルアー NLWジグType3(1/4オンスモデル&3/8オンスモデル)、K1-65DSR
今日の10個
P湿原って凄くきれいで、ゴミが殆ど落ちていないので、何時も出船前にポンツーンを降ろす周囲のゴミを拾っています。
毎回少しずつゴミ拾いを続けてたら、最近、だんだん拾うゴミが無くなってきました。(嬉しいっす!!)