話によると、2月中の最高気温が1回も0℃を超えなかったのは何十年ぶりだったとか。

僕が住んでいるセントキャサリンズは、オンタリオでも最も温暖で穏やかな気候の地域と言われているのですが、それでも連日、実気温がマイナス10℃超え。
風や湿度等を考慮に入れた体感気温(←こちらの方が大事)に至っては、連日マイナス20℃超えでした。(汗)
2月のクソ寒い日に外に降り積もっている雪の温度を測ったら、こんな数字が表示されたり・・・・

ありえんわ!(笑)
もうこのレベルの気温になると、家の外に1分出るだけでも重装備の防寒具着用が必須になります。
ちなみにマイナス10℃を超えると、”寒さ”は”痛み”としてしか感じられず、それ以下の気温では、痛みが来るのが早いか遅いかというだけの違いとなります。(笑)
そんな極寒な今年の冬でしたが、ようやく春の気配が見え始めてきました♪
少し気温が緩み始めるにつれて・・・・・
車のウィンドウに形成された綺麗な氷の結晶~♪

寒すぎる時は、大気中の水分が凍ってしまい、極めて湿度が低くなってしまうので、逆にこういう氷の結晶はできないんですよね~。
そして、軒先にぶら下がるでっかいツララさん♪

オンタリオに来てから、ツララは暖かい時に出来るものであるという事を学びました。(笑)
今年もこうなってしまったエリー湖。↓

厳冬期、完全結氷していたエリー湖の氷も、少しずつ緩み始めた模様です♪

エリー湖の水は左→右に流れているのですが、こうやって衛星写真を見ると、クラックの入り方が地形と大きく関係しているのがよく分かり非常に興味深いです。
そんでもって、気温がプラスに転じながらも、エリー湖がまだ氷を保っている状態(まさに今の状態)が実はナイアガラリバーの春のトラウト釣りのプライムタイム。
数年前の今時期、ポールさんに連れて行ってもらった時は、こんなレイクトラウトをキャッチさせてもらいました。↓

開発中だったSCスメルト11gにドスーンと来た、忘れられない1本。
今のナイアガラリバーはメチャクチャ釣れているはずなのですが、ボートを引く車が壊れて釣りに行けないのが辛いところです。(^_^;)

ちなみに2台所有している車の内、セコイア(ボートを引く車)はパワーステアリングオイル漏れで走行不能。(涙)
シエナ(ミニバン)はシリンダーヘッドカバーガスケットからのオイル漏れ&ラジエターからの冷却水漏れを抱え中。
オイラも最近、オシッコのキレが悪いし、ニシネモレモレワークス全開ですぜぇ。(笑)
どちらも古い車(2台の走行距離を足すと43万3千キロ。笑)という事はありますが、やはり車にとっても、過酷な環境なんでしょうねぇ。
車メーカーの人いわく、オンタリオの極寒+融雪剤の塩化カルシウム攻撃は、ありえないぐらい過酷な条件なんだそうです。
贅沢は言わんので、パワステオイル漏れも、エンジンオイル漏れも、冷却水漏れも、尿漏れもしない車が欲しい~~!(笑)
っとまぁ、車に関しては色々問題を抱え中ですが、やはり暖かくなると気持ちもウキウキしてきます♪
この前、合羽も新調したし、準備は完璧。(←その前に車を直せよ!笑)

今年は、この道路工事合羽を着て、エリー湖とナイアガラリバーのスモールマウスを追いかけまわしたいと思います!(笑)
バス釣りが出来るまで、あと2か月ぐらい。
ベストの状態でシーズンイン出来るよう、今頑張りたいと思います!\(^o^)/
この度は沢山のご注文を賜り、心よりお礼申し上げます。
ご注文頂きました皆様に、ご注文内容詳細およびお振込先等を記したご案内メールを送信完了しておりますので、もし今の段階でまだ当方からのメールを受信させていない方がいらっしゃいましたら、大変お手数で申し訳ありませんが、下記アドレスまでご一報下さい。
■ outlet@nishinelureworks.jp
その際に、迷惑フォルダーに振り分けられている場合もありますので、そちらのご確認もお願い致します。
また、AU携帯(ezweb)やicloudアカウントをご使用されている方にメール未着のケースが多発しておりますので、メールの受信設定を今一度ご確認頂ければ幸いです。
この度は本当にありがとうございました!
西根博司
Nishine Lure Works Ltd.

パーカーのご注文は日本時間の明日3月11日(水)午後9時(21時)まで受付させて頂いておりますので、もし宜しければご検討頂ければ幸いです。
■ NLWパーカー詳細 http://beatour.exblog.jp/21606669/
以上、何卒宜しくお願い致します!
西根博司
Nishine Lure Works Ltd.
先日、琵琶湖で10ポンドフィッシュをキャッチされたそうですよ~!
ルアーはこの前リリースさせて頂いたNLWフットボールジグ!
やったぁ~~!!(喜)

おおおおお!すっげぇお腹!!

サイズは56センチで、ウェイトは4600gだったそうです!!
56センチで4600gって、琵琶湖クオリティーにはビックリするばかり。(驚)
使用ルアーは、NLWフットボールジグにDEPS社のバルビュータ。
Satoruさんによると、水深4~10mのブレイクの6~7mくらいのとこで釣れたそうです。
このNLWフットボールジグ、スモールマウス用に作ったものなのですが、ラージマウスにも行けちゃいそうな感じですね♪(ウレシー!)

Satoruさん、素晴らしい釣果報告ありがとうございました!
釣り禁断症で頭から煙が出そうな毎日を送っていたのですが、お陰様でメッチャ元気がでましたー!!\(^o^)/
その記念と言う訳ではありませんが、いっちょNLWパーカーを作ってみようかなぁと思っております♪

パーカーの胸に燦然と輝くNLWロゴ!!(いやいや、輝いてない、輝いてない。笑)
NLWルアーユーザーの方々から、Tシャツが~とか、キャップが~とか、ステッカーが~等々、NLWグッズのご要望をちょくちょく頂きつつも、なかなか実現できずにいたのですが、この度、大変素晴らしいご縁に恵まれ、パーカーを作れる運びとなりました。
パーカーの製作にご協力下さるのはCURRENT社さん!\(^o^)/

品質の素晴らしさはもちろんですが、オイラはカレント社さんのポリシーに惚れました!!
■ CURRENT社 ウェブサイト http://current.jpn.com/
と言う訳で、設立9年目にしてようやく動き出したNLWグッズ関係。
モデルにだいぶ難アリですが(汗)、こんな感じのパーカー↓を作ってみました!

耐寒テストと称して、体感気温マイナス11℃の中、ダッシュ~~!うりゃぁあああ~~~!

アホだ、アホすぎる。

スマホで何かを撮影し始めとるし。

おー、ガッチガチに凍っとるなぁ。(アホ)

ちなみに、耐寒テストの結果は、極寒すぎて5分で心が折れました。(当たり前だ!!笑)
このパーカーですが、友人達にもモデルになってもらいましたので、サイズの参考にして下さい。
■ 身長170センチ 70キロ - サイズXL

■ 身長179センチ 75キロ - サイズL

■ 身長166センチ 69キロ - サイズL

■ 同 - サイズM

Made By CURRENT!!(このパーカーの一番の売りはココ。笑)

フードをめくった襟首にReady to Fish?という文字を入れる予定なので、是非フードをかぶってReady to Fish?を見せびらかしちゃってください。(笑)

今回販売予定のカラーはこの3色↓を予定しています。(*写真のロゴは合成で入れてあります)

ミックスグレイ、ホワイト、ブラックの3色。
*価格は、サイズS~XLが5900円。XXLのみ6400円です。
(カナダの会社からの販売になりますので消費税は掛かりません)
*ご注文は日本時間の本日3月5日(木)の午後9時(21時)~3月11日(水)の午後9時(21時)の期間、下記、パーカーご予約ページにて承らせて頂きます。
*パーカーの発送はご注文締切日から3週間後を予定しております。
*当方の都合で大変恐縮ですが、今回の製品につきましては受注生産となりますので、ご入金のお手続きをもって注文完了とさせて頂きます事をご了承下さい。(オンラインショップでご注文後、お振込み先等を記したご案内メールを差し上げます)
また、毎回の繰り返しになって大変申し訳ないのですが、AU携帯(ezweb)やicloud等のメールアカウントからご注文頂いた場合、こちらからのご案内メールが未着となるケースが多発しておりますので、ご注文時に今一度メールの受信設定をご確認頂ければ幸いです。
ご案内メールは、outlet@nishinelureworks.jp より送信させて頂きます。
■ パーカーご予約ページ http://outlet.nishinelureworks.jp/?pid=87432933
以上、何卒宜しくお願い致します!m(__)m
西根博司
Nishine Lure Works Ltd.
本日、無事に9周年を迎える事が出来ました。
何時と変わらず、朝から晩まで地下工房にこもってルアー製作に明け暮れたNLW9回目の設立記念日でしたが、これって本当に幸せな事だなぁって思います。
自分が理想に思うルアーを追求するべく、BC州の田舎の借家の地下室でスタートさせたNLW。
僅か、4畳半ほどの作業スペースでルアー製作を開始した日の事を昨日の事のように思い出すことが出来ます。
そして今はオンタリオに引越しし、相変わらず地下室ではありますが作業スペースも倍ぐらいになり、少しずつではありますが、前進することが出来ています。
石の上にも3年と言いますが、それを3回繰り返せた事。
今もルアーを作り続けられている事。
本当に感謝の言葉も見つかりません。(感涙)
永久保存ルアー用のストックボックスに大切に保存しているビーツァM5。

9年前、一番最初に製造したロットのビーツァM5です。
もし僕にたった一つだけ自慢できる事があるとしたら、この9年間でたぶん数万個のNLWルアー達を世に送り出してきたと思うのですが、その全てを自分の手で作り続けてこれた事。
それは皆様に助けて頂きながら歩んできた道のりでもあります。
NLWルアーをご愛用下さっている皆様。
お世話になっている釣具店や問屋さんの方々。
周りで支えてくれている友人や家族。
感謝と言う言葉では足りないほど感謝しています。
皆様、本当にありがとうございます!!
これからもマイペースではありますが、初心を忘れる事無く突き進んで行きたいと思いますので、何卒宜しくお願い致します!
西根博司
Nishine Lure Works Ltd.
ジャークベイト王国とも言われているオンタリオのスモールマウスフィッシングにおいて、ジャークベイトは最重要ルアーの一つ。

オープンウォーターで効率よくスモールマウスを探し、食わせる事の出来るジャークベイトは、感覚的に言えばラージマウスのクランキングみたいな感じで、サーチベイトでもあり、リアクションで食わせられるルアー。
ジャークベイトのトリッキーな動きでやたらスイッチが入っちゃうスモールマウス君達、ホントおもろすぎです。(笑)
ってな訳で、この春NFCデビューして以来、ジャーキングロッドを模索する日々が続きました。
この時点ではまだJPRのプロトモデルは届いておらず、持ち駒の中で使えそうなロッドをジャーキングに使う感じ。
最初にトライしたのはUTR68M。

このモデルは6.8ftと、ジャーキングロッドとして使うには若干レングスがありますが、重量が非常に軽い
&振り抜きが軽快な為、ジャークベイトの操作性もグッド♪
6.8ftという少し長めのロッドレングスに関しても、僕は殆どの場合、横捌きのロッドワークでジャーキングしているので6.8ftでも問題なし。
が、ハードジャークをかました時に、若干オーバーパワー気味で、ジャークベイトが跳びすぎてフロントフックがラインを拾ってしまう事があるのと、スモールマウスがジャークベイトを咥えてジャンプ&高速首振りした時に、ルアーを吹っ飛ばされる事があり、スモールマウス相手のジャーキングロッドとして使うなら、もう少しだけしなやかさが欲しい感じ。
ってな訳で、次に選んだのがTCR610ML。

このモデルは、本来はシャロークランキング用のロッドなのですが、しなやかなティップを持っており、なかなかいい感じでジャークベイトをイレギュラーダートさせる事が可能。
しなやかな調子のお陰で魚のノリも良く、バレも少なくてグッド!

が、問題は6ft10inchというレングスがネックで、一日ジャーキングし続けるのは相当しんどい。(汗)
鋼のような骨格&筋肉を持つ北米人ならまだしも、7ft近いロングロッドで1日中ハードジャークし続けたら、ひ弱なオイラの手首がぶっ壊れるのは時間の問題というレベル。(^_^;)
ってな訳で、NFCの堀口さんにジャーキングロッドが必要です~~~~!と、無理を承知でお願いさせて頂いた次第なのでした。
その時、堀口さんにリクエストさせて頂いたのは6.6ftのジャーキングロッドだったのですが、後で聞いたら塚本さんやチムシさんからも全く同じスペックでリクエストがあり、開発を進めているとの返事。
そして、それからしばらくしてJPRのプロトがカナダに着弾!
ブランクに緑色のマスキングテープが貼られ66L、66MLと書かれたプロトロッドが1本ずつ。

包みを開けて、ロッドを手にした瞬間、もう魚が釣れる気しかしません!(笑)
そして、その後の展開は、予感通りの大活躍!!
秋の五大湖では特に66MLが大活躍でした♪ (^o^)v
66ML+開発中のジャークベイト115㎜プロトでキャッチしたスモールマウス君達。↓



ポールさんにも試しに使ってみてもらったのですが、”このロッドはベストジャークベイトロッドだ!”とのお墨付きを頂きました♪


ポールさん、楽しそー!(笑)
ちなみに、このポールさんとの釣行日はジャークベイト大爆発の日で、わずか2時間ほどの実釣時間で、スモールマウスx5本で24~25ポンドぐらい(11キロ前後)行ってしまったという大当たり日。(おそるべし、オンタリオ!)
115㎜サイズのジャークベイトをハードジャークするような釣り方をする時は、66MLがベストマッチだと思います。
もちろん、ジャークベイト以外にも、ポッパーとかペンシルベイトなどのような操作系のトップウォーターにも非常にいい感じ。
個人的には、この66MLはベストザラロッドかも~♪(笑)

ザラを高速ドッグウォークさせたい時とか、しゅぱぱぱ~~と、軽快に動かすことが出来ますよ~。(^o^)v
そして、ライトモデルの66L。
このモデルは、ミドルクラスのジャークベイトにベストマッチ。
NLWで言えば、SD85Fなどにバッチリです。↓

これは開発中の80㎜ポッパーでキャッチしたパイクさん。↓

基本的には、
100㎜以上の大型ジャークベイトやトップウォーターにはML。
100㎜以下の小さめのルアーにはL。
ってな感じの使い分けだと思いますが、実はLモデルでも115㎜クラスのジャークベイトを十分に投げれるパワーがあるのが、NFCブランクの底力。
昨年、プロトロッドをテストした時は、秋だったという事もあり広範囲をカバーしながらハードにジャークしまくるような釣りが主体だったのでMLの出番が多くなりましたが、
早春~プリスポーン時のポーズ主体&ショートバイトをノセて行くようなシチュエーションではLがいいんじゃないかと感じています。(早く試してみたくてしょうがない。笑)
と言う訳で、長々と書いてきましたが、僕的にJPRシリーズのキモとなっているのは、
6.6ft(製品版は6.5ft)というジャーキングロッドとしては少し長めのレングス設定とNFCのIMブランクの組み合わせ。
ではないかと考えています。
ロッドワークのしやすさだけを考えるなら、もちろんショートロッドの方がやりやすいですが、レングスが短くなればなるほど飛距離が犠牲になってしまいます。
特に僕が普段釣りしているエリー湖やナイアガラリバーなどのオープンウォーターでは、飛距離不足は大きなディスアドバンテージになるので、飛距離は絶対譲れない事の一つ。
が、かといって、飛距離優先でロングロッドにすれば、ロッドの操作性が落ちますし、手首にかかる負担などフィジカル面で非常に辛くなってしまいます。
飛距離をそれほど犠牲にせず、1日ジャーキングを続けられるレングス。
ジャーキングロッドというカテゴリーの中では少し長目の部類に入る6.6ftと言うレングスですが、僕的にはその両方を満たしてくれるベストレングスが6.6ftです。\(^o^)/
そして、ここで昨日お話しさせて頂いたNFCブランクのポテンシャルが大きな意味を持ってくると。。
NFCブランク特有の強い復元力から生み出される遠投性能!!
ミソはこれで、6.6ftというレングスでありながら、6.8ftクラスぐらいのロッドと同等の飛距離を稼ぐことができるんですね~♪
これが何を意味するかと言うと、ワンランク長いロッドと同等の飛距離を確保しながらも操作性は6.6ftであるという事。
これがオープンウォーターでの釣りで、どれほど大きな武器になってくれるか、そのメリットは計り知れません。(^o^)v
そして、それらの特性にプラスして、1日中ジャーキングし続けられる抜群のバランスの良さと、魚を絡め取るようなしなやかさ。
それが、自分が思うJPRの最大の武器であり、気に入っている理由です。
このロッドがどういう思考で作り上げられていったかは、下記にNFC社の堀口さんのブログ記事をリンクさせて頂きましたので、ご覧になってみてください。
■ その1 ジャークベイトロッドか、プラッギングロッドか
■ その2 慣性モーメント
■ その3 ロッドワーク
■ その4 下さばきでも水面叩かない竿って?
■ その5 そして6フィート5インチへ
■ その6 マテリアルとテーパー
■ その7 ジャークベイトロッドのガイドセッティング
■ その8 ジャークベイトロッドのスペック
■ その9 ティップの走りを利用する
■ その10 痴虫流JPR65の使い分け
■ その11 受注開始のご案内:ジャーキング&プラッギングロッドJPR65
そんなJPR君ですが、最終モデルは、プロトモデルのバランスを維持できる範囲内でグリップエンドを1インチ詰め、6.5ftというレングスに最終決定したとの事。
僕は最終モデルはまだ触っておりませんが、1インチ短くすることによって、ジャーキング時のハンドリングが向上したそうです。
もうね、僕も最終モデルがすんごい楽しみでしょうがない~!\(^o^)/
ってな訳で、長々と書いてきましたJPRシリーズ記事。
最後に、フィールドテスト中に釣れてきてくれた珍客さん達の写真で締めくくらせて頂きますね。
レイクトラウト65㎝。↓


自己記録魚となったノーザンパイク83センチ(ルアーはジョインテッドクロー)。↓

NFC社の堀口さんによると、近日中にリリース予定との事ですので、もし、チャンスがありましたら、是非店頭で触ってみて下さいませ~。m(__)m
■ ノースフォークコンポジット社 ウェブサイト http://northforkcomposites.jp/
楽しみにされている方も多いんじゃないでしょうか?(^o^)
自分もテストに参加させて頂き、完全に溺愛状態のこのロッド君達。
自分なりに感じた事を、何回かに分けて書かせて頂きますね~♪

写真は、JPR65シリーズの前身となった6.6ftのプロトモデルの2機種。(66L&66ML)
最終モデルは、ジャーキング時の取り回しの良さ等を考慮して、この6.6ftモデルのロッドエンドを1インチ短くし、6.5ftというレングスになったとの事です♪
このプロトモデル2機種ですが、昨年秋、僕もオンタリオでみっちりと使い倒させて頂き、もはや絶対に必要不可欠な相棒と言うか、メインロッドとして大活躍してくれました!(^o^)v
文句なしに、自分の中でのベストジャーキングロッドとなったJPR君達。
溺愛すぎて、何から書いたらいいか分かりませんが(笑)、とりあえず、JPRの話に入る前に、NFCブランクについて自分が感じている事を書かせて頂きますね。
昨年春より、ノースフォークロッドデビューを果たしたワタクシ。↓

現在使わせて頂いているNFCロッドは、
ベイトモデルはTCR610ML、TCR610M、UTR68M、UTR68MH、UTR68H。
スピニングモデルはPSR610ML、DSR68L。
そして、JPRのプロトロッド2機種(L&ML)。
これらのロッドを使用し、エリー湖やナイアガラリバーのスモールマウスを追いかけています。

NFCロッドをご存知じゃない方にご説明させて頂きますと、創設者はあの伝説的なロッドデザイナーのゲイリー・ルーミス氏。
■ ノースフォークコンポジット ウェブサイト(日本語) http://northforkcomposites.jp/
現在ノースフォークコンポジット社には、SM、IM、HMという3種類のブランクがラインナップされており、それぞれのモデルに適した弾性率のブランクが採用されています。
主に巻きモノなどの使用が想定されているTCRシリーズなどに採用されているのは低弾性のSMブランク。

ハードベイト全般~ジグやテキサスまで対応できるバーサタイル性能が高いUTRシリーズや、スピニングシリーズにはIMブランク。

ノースフォークコンポジットには更に上の弾性を持つHMブランクと言うのが存在するのですが、これは僕はまだ未体験。
今年、このHMブランクを採用したフリップ&ピッチングロッドがリリースされるようなので楽しみにしているところです♪ (^o^)
NFCブランクについての詳しい説明はコチラをご覧ください。
で、昨年遂にNFCデビューを果たしたワタクシなのですが、初めてロッドに触った時の感想は・・・
すっげー軽い!!
の一言。(笑)
テクノロジーの進化っちゅうのは凄いですねぇ♪
筋力&関節系が弱ってきているオッサンバサー(←自分の事。笑)には、この軽さは非常にありがたいです。(喜)
そして、初めてフィールドで使った時の感想は・・・
メチャクチャルアーが飛ぶ!!
例えば、UTR68MでオチアユWPなど遠投しようものなら、あんた何処まで飛んでいく気~?ってなぐらい、遥か遠くまで飛んでいってビックリ!!(驚)
バッヒューンとルアーがぶっ飛んで行く時の快感ったらありません♪
そして、初めて魚を掛けた時の感想は・・・
あれ????何か不思議な感覚!
魚を掛けた時に一番最初に感じた事は、今まで感じた事のない不思議なフィーリング。
そして、あろうことかNFCロッドデビュー戦では、原因不明のバラシを連発。(汗)
そのバラシの原因がその不思議なフィーリングに関係している事だけは分かるのですが、バラシの直接的原因が分からず、スモールマウス以外にも、70センチオーバーのスティールヘッドとか、90センチオーバー(下手すりゃメータークラス)のビッグマスキーとか、原因不明のバラシを連発して、頭の中も???を連発。(泣)
でね、もしかしてフッキングが甘い?とか思って、追い合わせをくれたりしてみるものの、バラシ癖は一向に好転せず、むしろ悪化するばかり。(滝汗)
バレる時のパターンは、大概の場合、ジャンプ一発でルアーを吹っ飛ばされるか、手元でポロッと外れるかの2パターン。
が、そんな事を何度も繰り返している内にある事に気が付いたんです。
無事にキャッチできた魚のフッキング状態を見ると、多くの場合で、針の刺さり口が広がっているという事実・・・・。
もしかして、これって知らず知らずのうちにオーバーパワーなファイトをしていたのでは?
で、ようやくの事、ガッテン。。
ノースフォークロッドのトルク、ハンパねー!!!
そうなんです、普通に使っている分には、ロッドの表記通りのパワーの感じでしなやかに曲がってくれるので、何の違和感もないのですが、魚を掛けた時のトルクというか復元力が異常にパワフルで、実質的には表記パワーのワンランク上のパワーがある感じ。
メチャクチャ乱暴な表現ですが、使っている時はMパワーの使用感だけど、魚を掛けたらMHパワーのロッドに変身!みたいな。(マジ)
ルアーを操作している時のしなやかさと、魚を掛けた時のトルクの出具合のギャップが、今まで経験した事が無いレベルのもので、それが不思議に感じたフィーリングの正体だったという事が理解できました。(^_^;)
良くあるパターンで、曲がらんくせに、曲げられたら、のされっぱなしみたいなロッドもありますが、NFCロッドはそういう意味で言えば、全く対極にあるロッドですね。
それも見抜けんと、追い合わせまでくれてたオイラはアホそのものです。(笑)

この写真のモデルの場合、ブランクに【UTR68M】って表記されてますが、
正しくは【UTR68M/魚を掛けた時はMH】って書いといて欲しいわ~。(笑)
そして、その後、オーバーパワーなファイトになっていた事を踏まえ、自分の感覚を修正&タックルセッティングを見直したところバラシが激減。
遂にNFCロッドの使い方が見えてきたのでありました!\(^o^)/
そんな潜在能力を秘め持つNFCロッドならではの使い道。。
分かりやすい例を上げれば、
カバーフィッシングをする時に、しなやかなロッドで繊細なルアー操作を可能にしながらも、魚を掛けた後は、圧倒的なパワーでカバーから魚を抜くとか。
圧倒的な飛距離を叩き出しながら、繊細なルアー操作が出来るとか。
ノースフォークブランクのポテンシャルは、自分の中で、今まで出来なかった釣りへの扉を確実に開いてくれたのでした。
今回リリースとなるJPRシリーズも、そのメリットが最大限に生かされた仕上がりになっていると思います。
自分の手元にJPRのプロトモデルが届いたのは、昨年の9月。
このデビューフィッシュ↓を皮切りに、日本から送られてきたプロトロッドは爆発的な釣果を与えてくれたのでした。

続きは明日書かせて頂きますね~!