いよいよ明けた2019年。
旧年中お世話になりました全ての方に心よりお礼申し上げます。
2019年も引き続き何卒宜しくお願い致します!
怒涛のように過ぎ去った2018年ですが、そんな怒涛の一年間の締めくくりとして、年末にかけてアメリカ縦断の旅を決行して参りました♪
今回のアメリカ旅。
出発の2日前に急遽決めるという、超出たとこ勝負感満載のアメリカ旅でしたがw、それぞれの土地で色んな事を肌で感じることができた良い旅になりました♪
全走行距離4591㎞・・・オンタリオ州、ニューヨーク州、ミシガン州、ペンシルバニア州、オハイオ州、ケンタッキー州、テネシー州、ジョージア州、アラバマ州、フロリダ州と、オンタリオを含めて全10州。
車で走って走って走りまくってきましたよ~♪(^o^)v
どこまでも続くアメリカのハイウェイ。

全部は撮影できなかったのですが、州境に差し掛かるとウェルカムボードが旅人を迎えてくれます。


Sweet Home Alabama!!
バスアングラーにとってまさにスイートホームともいえるアラバマ州。
映画好きな方にとってはForrest Gumpでしょうか?(^^)
なんか看板を見てるだけでフォレストガンプを見たくなっちゃいました♪
アラバマはもう高速道路を走っているだけでも、バスボートを引っ張ってるピックアップトラックとか、バスボートディーラーとか、とにかくバス釣りが盛んなのが、車で走っているだけでビンビン伝わってきます♪
話はアラバマと前後しちゃいますが、バスアングラーにとってたまらない看板と言えばこの看板もなかなか♡

右に行くとノックスビル!!
今年のバスマスタークラシックはノックスビルで開催予定ですが、このノックスビルという土地は数々の名作クランクや天才的クランカーを育んできた土地。
詳しい話は、是非バサー誌のクランク特集号の雨貝さんの記事をご覧ください♪


個人的には歴代のバサー誌の記事でも、五指に入るぐらい面白い記事でした♪(^o^)v
アメリカ縦断の旅のDAY1はたまたまノックスビルで宿泊する事になったのですが、グーグルマップで確認してみると周囲は巨大なリザーバーだらけ!!

どの湖もダムサイトから最上流部のインレットまで直線距離で数十キロという途方もないスケール。
しかもBASSやFLWなどのメジャートーナメントが開催されていないような名前を知られていないレイクが山ほどある!!(しかも広大)
帰宅してから有名なバスプロ達の出身地を調べてみたら、このエリア周辺出身プロも多く、凄く納得でした。
ウチから片道1200㎞あるので、そう簡単には行ける場所ではないですが、いつか釣りをしてみたい場所が増えました♪
アメリカの車旅で助かる存在がパンダエクスプレスというチャイニーズファーストフード。

アメリカで食えるモノと言えば、ハンバーガーなどのファーストフードが主体になりますが、箸を使って食べる料理にありつけるパンダさんはホント助かります♪
そして丸々2日間&片道2000キロ以上走ってたどり着いたフロリダ!!
人生で初めて目にしたメキシコ湾に感動!

もちろんメキシコ湾では釣りに挑戦し、娘が見たことない魚をキャッチ!
後で調べたらシープヘッドという魚で、クロダイと石鯛を足して2で割ったようなお魚さんでした♪

地元の人たちは、レッドフィッシュやスポッテッドシートラウトなどをキャッチされていました。(^^)


スポッテッドシートラウトを連発してたおじさんが教えてくれたエビルアー!!♡

もちろん、翌日、全く同じエビルアーを釣具屋さんで買い込み、スポッテッドシートラウトの大爆釣を夢見て突撃してみたのですが、あえなく撃沈w

潮や状況が変われば全く変わるのが海釣り。
その法則はもちろんメキシコ湾でも間違いなく当てはまるようでしたw
この日は沖から危険な感じの真っ黒い雲が近づいてきたので撤収💦
そして、その翌日は有名なレイクセミノールでバスフィッシング!!
深い霧の中、幻想的なたたずまいを見せるレイクセミノール。

ルアーフィッシングを始めた頃に読んだ開高健さんの本でレイクセミノールの事を知り、何時かは訪れてみたいと思っていたフィールドに遂に立つことができました。(感涙)



見渡す限り続くティンバーやベジテーション。特に枯れ立木の多さはビックリで、水面上で見えている立木の何倍もの立木が水中にあります。
航路を外れるとあっという間に立木にヒットしてダメージを食らいそうな感じ💦
何より、どこも釣れそうに見えてしまうのが困りますw
残念ながら今回は魚をキャッチすることができませんでしたが、とても貴重な体験をさせてもらいました。
今回のセミノール釣行でお世話になったスティーブさんとボーディー君。

現在高校生のボーディー君ですが、プロアングラーになる事を夢見る17歳の若者。
小さな頃から大の釣りキチのお父さんとバス釣りをし、家族全員に応援されてプロを目指す若者です。
おそらくですが、アメリカにはこんな若者が沢山居るんだと思います。
釣り中の親子の会話がとても印象深くて、”このスポットはリバーチャンネルのアウトサイドベンドにあるディッチ(溝)で、バスはこのディッチを伝ってディープとシャローを行き来してる”とか、”このハンプの裏側の水が巻いてるところがキーになる事がある”とか、とにかくそういう話が連発で、横で聞いていた僕もとても勉強になりました。
父から子へ・・・アメリカの分厚いバスフィッシングの歴史はこうやって培われてきたんだなぁと、そんなことが凄く良く理解できた1日でした。
そんなセミノールでしたが、お昼に湖畔沿いのハンバーガー屋さんにハンバーガーを食べに行った時にたまたまローカルトーナメントのウェイインを見ることができました♪





参加人数20人ぐらいの小さなローカルトーナメントですが、毎週土曜日開催されているらしく、ホント生活の一部な感じ。
アメリカの事を偉大な田舎の集合体と表現する人もいますが、まさにそんな田舎に住む人達の趣味の一つがバスフィッシングなんだと思います。
そして、こういうローカルトーナメントはそれこそアメリカ中の湖で毎週開催されており、そういう人達がアメリカのバスフィッシングを牽引しているんだろうなと。
それぞれの田舎のコミュニティーは小さいかもしれないけど、そんな小さなコミュニティーが沢山集まれば凄いスケールになるでしょうし、こういう世界で幼いころからバス釣りやトーナメントに親しんできたアメリカのバスアングラー達の究極の舞台がバスマスタークラシックだったりするんでしょうね。
そして、そんな世界に日本人選手が挑戦していくことの困難さはただ事ではないと思いますし、究極の挑戦と言ってもいいかもしれません。
それはルアービルダーにも同じことが言えて、おそらくこのディープサウスと呼ばれるアメリカで最も保守的で、バスフィッシングが盛んな地域の人達にルアーを知ってもらう事、そして受け入れてもらう事は非常に困難な挑戦になるだろうなと、身に染みて実感した次第です。
幾ら五大湖で魚を釣りまくって発信してみたところで、このエリアのバスアングラー達のアンテナは五大湖には全く向いてないでしょうし、たぶん1mmも届いてない気がするw
そんな事を実感できたのが今回の一番大きな収穫だったんじゃないかなと思います。(^o^)v
フロリダ、アラバマ、テネシー、ジョージア、サウスキャロライナ、ノースキャロライナ、ケンタッキー。
そして、まだ訪れた事は無いけど、テキサス、オクラホマ、ミズーリ、アーカンソー、ミシシッピー、ルイジアナなどの中部の州。
更に西海岸&東海岸の州。

アメリカのバスフィッシングマップは広大ですねw
車で走るのは大変ですが💦、まだまだ訪れてみたい土地が山盛り。
飛行機だと点と点の移動になってしまいますが、車で走ると土地と土地が線で繋がるのがいいです。
最後になりましたが、道中の様子をタイムラプスでまとめてみましたので、もし宜しければご覧になって見て下さい♪
アメリカはでっかいぞ~!!
また行けるよう仕事を頑張るだ~!!